よく動き、よく学び、よく遊ぶ。

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~IT系ランナーの日記~

DiSC理論を用いたコミュニケーション改善

お久しぶりです( ゚Д゚)
最近は新人研修でのストレスがひどくて、ブログ更新さぼってました(笑)

新人研修では現在、同期7~8人と班を組んでグループワークをしているのですが、そのグループワークでのコミュニケーションが本当にストレスになっていました。

「どうして黙ってばかりで意見を出さないのか」とか「えらく細かいところに執着するな」など班員に対するイライラ。また逆に、「話に沿ったまともな意見が言えているのか」とか「でしゃばりすぎてないか」など自分の行動に対する不安を多く感じました。

相手の反応がわかりずらいオンライン上でのグループワークということもあって、かなりきつかったです。

そんな時に、「DiSC理論」というものを研修で習いました。このDiSC理論がかなり面白く、グループワークをする上で役に立ったので忘備録として、学んだことをまとめて書きたいと思います。

DiSC理論とは?

DiSC理論は、1920年代にウィリアム・M・マーストン博士により提唱された自己分析手法であり、人間の行動パターンを以下の4つのタイプに分類したものです。

  • Dominance:主導
  • influence:感化
  • Steadiness:安定
  • Conscientiousness:慎重  

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DiSC理論(画像出典:https://heart-quake.com/article.php?p=7037


それぞれが、異なる強みと弱みを持っています。これらの特徴を抑えた上で、まずは自分のDiSCタイプを知り、次に組織の他者を知る。それぞれのDiSCタイプへの適切なコミュニケーション方法を考えて接すれば、組織の意思疎通がよりスムーズになり組織力が高まるというものです。

下記サイトで自分のタイプを簡易的に診断することができます(※1つの要素だけではなく、2つ、なかには3つの要素が突出している人もいるようです)。

jp.vonvon.me

 

 

DiSC診断をしてみた感想

研修で行ったアンケート診断でも、上記サイトの診断でも、私の診断結果は、Dタイプでした。個人的には納得で、おそらく自他共に認めるDタイプです。

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タイプ診断結果

同期全体としては、Dタイプが1.5割、iタイプが0.5割、Sタイプが6割、Cタイプが2割ぐらいでした。Sタイプが多いのは、日本人っぽさがでていますね。

研修では異なるタイプを混合したグループや同じタイプのグループを作って、各タイプの傾向や共通点について議論しました。

私が参加したDタイプオンリーのグループでは、研修でのリーダー経験者が多い、議論中よくしゃべる、決断が早いなど、いかにもDタイプの特徴が共通点として挙がっていて、面白かったです。

ただ、常に意見が飛び交っており、議論にまとまりがないなと感じました。同じタイプの人と議論するのは楽でよかったですけど、チームとしての機能はあまりよくないのかもしれませんね。

 

DiSC理論の効果

人にはいろんなタイプがいることなんて、誰もが知ってはいるものの、なかなか普段の生活ではそういうことを意識してコミュニケーションをとるのは難しいものです。

ですが、DiSC理論は体系的にタイプを分類しているので、非常に意識しやく、普段のコミュニケーションで実践しやすいようになっています。

実際にDiSC理論学んだことで、グループワークでのコミュニケーションが変化したと感じます。班員の特徴を理解することで、グループワーク中の沈黙が怖くなくなったり、反論に対するイライラがほとんどなくなりました。また自分についても分類や性格を再確認することができ、グループワークで堂々と行動することができるようになったと思います。

最後に

新人研修で学んだDiSC理論について語ってきました。

まだ結束力が高くないチームなどに、このDiSC理論を用いた研修を行うことは非常に効果的だと感じました。

ただ、DiSC理論はあくまでコミュニケーション改善のきっかけに過ぎないと思います。

相手をカテゴライズして理解した気になるだけでなく、長期にわたって、その人自身を理解していく努力が必要だと思います。

 

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画像出典:漫画「波よ聞いてくれ」 第一巻